2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Adile Yadırgı "Seyr-i Alem" (2005)

Adile Yadırgıは、1977年生まれのトルコのフォークシンガー。経歴はよくわからないんですが、ソロで活動する傍ら、Orient Expressionsというバンドのボーカルも務めているようです。"Seyr-i Alem"は彼女のデビュー・ソロアルバムで、タイトルは「宇宙を見る…

Quang Vinh & Bao Thy "Ngoi nha hoa hong" (2008)

世界の女性デュオはそろそろネタ切れなので、今回はベトナムの男女デュオです。人気男性シンガーのQuang Vinh(クアン・ヴィン)が、女性シンガーのBao Thy(バオ・タイ)と組んで出した7曲入りのアルバムです。普段はふたりともソロで活躍している歌手同士…

Pooka "Fools Give Birth To Angels" (2001)

けっこう間が開いてしまいましたが、世界の女性デュオの第3弾。今回はイギリスのグループPookaです。メンバーはシャロン・ルイスとナターシャ・ジョーンズの2人で、プーカというのはアイルランドの伝説に出てくる怖い妖精(という悪鬼)の名前。こうした不吉…

The Ditty Bops "Summer Rains" (2008)

前回に引き続き世界の女性デュオシリーズその2。アメリカのロス出身の"The Ditty Bops"は、アビー・デウォルド(ギター)とアマンダ・バレット(マンドリンとダルシマー)のふたり組で、もちろんふたりとも歌も歌います。フォークやカントリー、ブルースなど…

Alaitz eta Maider "Alaitz eta Maider" (1997)

アライツ・テレチュアとマイデル・ザバギの女の子ふたり組だからアライツ・エタ・マイデル。アライツとマイデル、というなんというか安易な名前の女性デュオであります。出身はスペインのバスク地方で、全編バスク語で歌ってます。 楽器はアライツがトリキテ…

SACRA "ついのすみか" (1991)

これまでこのブログでは「必ず試聴できること(可能な限りYouTubeに動画があること)」を条件に世界の音楽を紹介してきたのだけれども、今回に限りその掟を破ります。試聴サイトはありません。申し訳ない。 このアルバム、私が世界の民族音楽を聴き始めた頃…

Claire Pelletier "Galileo" (2000)

前回はギリシャのロリーナ・マッケニットだったので、今回はケベックのロリーナ・マッケニット。我ながら安直な紹介の仕方だとは思うのですが、実際そうとしかいいようのない作風なんだからしょうがない。 クレール・ペレティエは1959年生まれのカナダの歌手…

Elisa Vellia "Voleur De Secrets" (2004)

エリサ・ヴェリアは、ギリシャのアテネ出身でイギリスでケルティック・ハープを学び、現在はフランスで活動しているシンガー兼ハープ奏者です。 ケルト音楽と地中海音楽が混じり合ったようなゆったりとした神秘的なメロディと、ギリシャ語のエキゾチックな響…

Erie "Prayer" (2001)

河井英里さんが逝去されました。 私は1993年の『ワーズワースの冒険』のテーマ曲「シャ・リオン」でファンになって以来、ぽつぽつと彼女の音源を集めてました。 オリジナルアルバムは1997年の『青に捧げる』と"Prayer"の2枚だけで、最近は『ARIA』挿入歌や『…

Lucía Ceresani "Huellas del sur" (2007)

ルシア・セレサニと読めばいいんでしょうか。アルゼンチンのフォルクローレ歌手です。全然情報がないので経歴などはさっぱりわからないんですが、非常に美しくよく通る歌声の持ち主です。 フォルクローレというと、にぎやかな伴奏に途中で合いの手がはさまっ…

Abnoba "Vai Facile" (2006)

全然聞いたこともないバンドだしジャケットもイマイチだし、全然期待してなかったんですが、聴いてみたらこれが実によくてびっくり。 Abnobaはイタリアの6人組フォーク・ロックバンドで、これがデビューアルバム。女性ボーカルを迎えている曲もありますが、…