Claire Pelletier "Galileo" (2000)


前回はギリシャのロリーナ・マッケニットだったので、今回はケベックのロリーナ・マッケニット。我ながら安直な紹介の仕方だとは思うのですが、実際そうとしかいいようのない作風なんだからしょうがない。
クレール・ペレティエは1959年生まれのカナダの歌手。ケベック出身なので歌詞はすべてフランス語です。特にアイリッシュの血を引いているわけでもなく、なぜケルト音楽をやっているのかはよくわからないのですが、音楽はロリーナよりもうちょっと伝統的なケルト音楽寄り。その一方でポップス風の軽さもあって、クラナドなどのモダンなアイリッシュ・ミュージックに近い感じです。こういう音楽ならアイルランドにもよくあるので、ちょっと平凡かな……という気もします。
動画はアルバムタイトルと同じ曲名の"Galileo"。なんでガリレオなのかは、悲しいことに歌詞がわからないので定かではありません。