The Moon and the Nightspirit "Regõ Rejtem" (2007)


幻想的で美しい音楽が好きならまずお薦めしたいのがこのディスク。
ヴァイオリンにツィター、パーカッションといったアコースティック楽器で奏でられる哀愁あふれる旋律に、透明感のある美しい女性ボーカル。これぞまさに幻想のヨーロッパ中世、東欧の憂愁。
The Moon and the Nightspiritはハンガリーのバンドで、ボーカル、ヴァイオリンなどを担当するAgnes Tothと、ギター、ツィターなどを担当するMihaly Szaboの二人組ユニット。このアルバムは彼らの2ndにして大傑作。全編マジャール語(ハンガリー語)で美しくもほの暗い中世幻想世界を繰り広げております。
ただし、1曲だけMihaly兄ちゃんがデス声で絡む曲があるのだけど、兄ちゃんは歌わない方がよかったなあ。まあ、1曲だけに留めておいた節度には大いに敬意を表したい。
動画は"Éjköszöntő"という曲(しかしアクセント記号がすごいことになってますね)。

myspaceでも試聴できます。
http://www.myspace.com/themoonandthenightspirit