Cécile Corbel "Songbook 1"(2006)


新しくはてなで日記を始めてみたわけだけれども、こちらでは最近聴いているCDについて紹介していく予定。民族音楽とかトラッド系が好みなので、そういう音楽が中心になってくると思います。

 

まず最初に紹介するのは、フランスのブルターニュ地方出身のシンガー兼ケルティック・ハープ奏者、セシル・コルベル。"Songbook 1"という味もそっけもないタイトルのCDが彼女のファーストアルバム(ほかにミニアルバムが1枚出てます)。
ケルト音楽の女性ボーカルというと、エンヤみたいな高く澄んだ声が連想されるけれども、彼女の声質は、どこか悪戯っぽい感じのキュートな声。公式サイトではケイト・ブッシュと比較されているけれど、確かにそんな感じ。曲もポップな味付けのアレンジが多くて、重そうなハープを抱えながら体を揺らしている姿はちょっと愉快。ハープでこういう音楽をやる人ってのはこれまであんまりいなかったような。なかなか新鮮で楽しい音楽で、次のアルバムも出たらぜひ聴いてみたい。

試聴はmyspaceで。
http://www.myspace.com/cecilecorbel
動画はBlackbirdという曲。