Полынья "Капли на листьях" (2007)


さて何日か前にも未知のアーティストの探し方について書きましたが、今回紹介するのはまた別の方法。
たとえばИнна Желаннаяというアーティストのアルバムを聴いてみて気に入ったとしましょう。そしたらまずやってみるのは、last.fmそのアーティストのページを見てみること。左側に「テイストの似たアーティスト(英語版だとSimilar Artists)」という欄があります。これを上から順にみていけば、また気に入ったアーティストにぶつかる可能性が高いわけです(この場合はロシアのフォークロックアーティストが並んでいます)。
さて本日紹介するのも、そうやって見つけたアーティストのアルバムです。Полыньяはロシアのノヴォシビルスク出身の姉妹フォークデュオ。グループ名はポリニアと読みます(「ポリニア」とは、氷に閉ざされた海氷域に開いた穴(海水域)のこと)。
ジャケットはかわいいし、公式サイトのトップページももこんなこと(あとで見る方はわからないかもしれないので書いときますが、2008年6月現在、ビキニ姿の二人の写真が掲載されているのです)になってるので、アイドル系フォークデュオという路線なんだろうと思うのですが、聴いてみるとなんか違和感が。歌い方がおばさんっぽいというか、妙に朗々と歌いすぎなのです。日本で言えば、由紀さおり安田祥子みたいな感じです。まだ若いのに。
日本みたいな萌えの文化を理解しろとは言わないけれど、ここはもっとかわいく! 曲もアレンジも悪くないんですが、なんか曲と歌い方がマッチしてないような気がしてしまうのです。惜しいなあ。
youTubeに動画がないので、試聴は下の公式サイトからどうぞ。
http://www.polynia.ru/music.html